プロパンガス代が高くて困っている
すぐできる節約方法を知りたい
無理せず光熱費を下げたい
プロパンガスは都市ガスに比べて料金が高く、
冬場になると請求書を見てびっくりすることもありますよね。
こんにちは!当ブログを運営している、一級建築士のコキアです。
普段は住宅の設計士として、快適でエコな住まいをご提案しています。
実は我が家でも、さまざまなプロパンガス節約方法を実践してきました。
その結果、「ゆずれない快適さは残しつつ、ガス代を大きく下げる」ことに成功しています。
コキアこの記事では、我が家がリアルに実践して効果のあったプロパンガスの節約方法を、おすすめ順に分かりやすく解説します!
食洗機やシャワーの使い方から、給湯器の設備見直しまで、
今日からマネできる具体的なコツをまとめました。
結論|ガス代は「給湯の使い方」で大きく下がる
まず結論からお伝えします。
プロパンガス代を劇的に安くしたいなら、
狙うべきはキッチン(調理)よりも断然「お風呂やシャワー(給湯)」です。
家庭で使われるガスのうち、約7割〜8割が「給湯」に消費されています。



つまり、料理のときに火加減を少し気にするよりも、
毎日のシャワーやお湯張りの習慣を見直す方が、圧倒的に高い節約効果が得られるのです。
プロパンガス節約の基本(ほとんどが給湯による)
プロパンガスは、実際に使用したガスの量に応じて支払う「従量料金」です。
そのため
お湯の使用量を減らす
お湯を沸かすエネルギーを減らす
ことが基本中の基本となります。
特にプロパンガスは「高い」と言われがちですが、
その理由は基本料金や単価が地域・会社によって異なるためです。
だからこそ、まずは消費量の大部分を占める給湯の使い方を見直して、
無駄なガス消費を徹底的にカットしていきましょう!
プロパンガスはどれくらい節約できる?
具体的な給湯器の変更や、お湯の使い方の見直しによって、我が家では以下のような節約効果を実感しています。
●エコジョーズ(省エネ給湯器)への交換
従来型に比べてガス代が約10〜15%削減され、年間約1万円の節約に!
●太陽熱温水器の併用
トータルで年間約3万円の節約に成功!
「お湯の使い方を変えるだけ」「設定を1つ変えるだけ」でも、月数百円〜数千円、年間で見れば数万円規模のプロパンガス代節約に繋がります。
まず何からやる?おすすめ順
「何から手を付ければいいかわからない」という方のためにおすすめする、実践ハードルの低い順がこちらです。
1【難易度★☆☆】給湯器の設定温度・お湯張り量の見直し
→今すぐできる!
2【難易度★☆☆】家族の入浴習慣の工夫
→家族の協力だけで0円でできる!
3【難易度★★☆】キッチンの食洗機や調理手順の工夫
→少しの意識で定着できる!
4【難易度★★★】給湯器やエコ設備の導入
→初期費用はかかるが効果は絶大!!!



まずは今日からできる「給湯」の設定変更からスタートしてみましょう!
【給湯】お風呂やシャワーのガス代を下げる方法5選
ここからは、ガス代の最大のネックである「給湯」の具体的な節約方法を5つ紹介します。
1. 給湯温度を「通年38度〜40度」に下げて使う
多くの人がやってしまいがちなのが、給湯器の温度設定を「42度」などの高めにして、
お風呂の蛇口やシャワーの水側で薄めて温度調節することです。
これはわざわざガスを使って、熱いお湯を沸かしてから水で冷ましているため、非常に不経済。
我が家では、通常の給湯設定温度を通年で「38度〜40度」にしています。
●夏場:浴槽38度・シャワー38度
●冬場:浴槽40度・シャワー38度
給湯器の温度を必要最低限に設定しておくことが、ガス代節約に直結します。
2. 浴槽のお湯張り量は「最低」にする
お風呂を溜めるとき、なんとなく肩までたっぷり浸かれる量にしていませんか?
浴槽に張る湯量は、設定を「最低」に下げるのがおすすめです。
半身浴感覚でも十分に温まりますし、人が入れば水位は上がります。
これだけで毎日数十リットル分のお湯を沸かすガス代が浮きます。
3. 家族の入浴間隔をあけない(お風呂の蓋なし生活の工夫)
お風呂のガス代節約といえば「お風呂に蓋(ふた)をする」のが一般的なのでですが…。
我が家は
風呂蓋を洗うのが面倒
カビやすい
という理由から、
新築時にあえて風呂蓋を購入しませんでした。
その代わり、「なるべく家族全員が間隔をあけず、同じタイミングで入る」ように生活スタイルを工夫しています。
例えば、長男が中学生になって部活を始めてからは、帰宅後すぐにお風呂に入れるよう毎日のルーティンを変更しました。
学童・仕事から帰った私と娘がすぐ入る
→続いて、部活から帰ってきた息子が入る
→最後に、仕事から帰ってきたパパが入る



このように時間を空けずにリレー入浴をすれば、
追い焚きの回数を最小限に抑えられます。
4. シャワーは流しっぱなしにしない
シャワーを15分間流しっぱなしにすると、それだけで浴槽1杯分(約200L)のお湯を消費すると言われています。
髪や体を洗っている間など、使わないときはこまめに止めるのが基本です。
5. 最後に風呂に入る人は「浴槽のお湯」を使って洗う
なるべく浴槽の中のお湯を使って体を洗うようにすると、シャワーのガス代を節約できます。
特に、最後に湯船に入る人は、浴槽のお湯を積極的に使い切る意識(シャワーを極力使わない)を持つと、効果的です。
6. 入浴中に洗濯物の「予洗い」を済ませる
週末に学校から持って帰ってくる上履き、夏期の水着、下洗いが必要な洗濯物などは、入浴中に浴槽の横で洗ってしまうのがおすすめです。
浴槽に溜まっているお湯を使えば、わざわざ新しくお湯を出す必要がないためガス代がかかりません。



さらに水道使用量も減らせますし、お風呂に入りながらついでに洗えるのでかなりの時短になりますよ!
7.自動配管クリーンは「給湯器オフ」にして水で行う
お風呂のお湯を流す際、自動で配管を掃除してくれる「配管クリーン機能」がついている給湯器も多いですよね。
このとき、給湯器の電源が入ったままだと、配管掃除にわざわざお湯が使われてしまいます。



我が家では、お湯を抜く前に給湯器の電源をオフにしています。
こうすれば、わざわざガスを使ってお湯を沸かすことなく、
水で配管を綺麗にしてもらえるので無駄がありません!
【調理】キッチンのガス代を減らすコツ6選
続いて、毎日のお料理やキッチン周りでできるプロパンガス代の節約方法です。
1. 食洗機を使うときは「給湯器をオフ」にする
これはガス屋さんから直接聞いた目からウロコのアドバイスなのですが、
プロパンガス環境において、食洗機への給湯は「金食い虫」になりかねません。
食洗機が動くたびに給湯器が作動してガスを消費してしまいます。
しかし、最近の食洗機は水温が低くても、自動的に電気の内部ヒーターでお湯を温めてくれる機能が備わっています。
一般的にプロパンガスを使うよりも電気を使って食洗器用のお湯を作った方が、光熱費を安く抑えることができるそうです。
食洗機を回すときは給湯器の電源をオフにしておくことをおすすめします!



ちなみに我が家では、食洗機を回すのは1日1回(夜だけ)にして、
朝の食器は水につけて流しに置いておくスタイルです。
私のお弁当箱も、勤務先であらかじめ洗ってから持ち帰るようにして、
キッチンでの時短とガス代節約を両立させています!
2. 油汚れ以外はなるべくお湯を使わない
食洗機が使えない洗い物は、ついついお湯を使って洗いたくなりますが、
油を落とす目的以外の軽い汚れであれば、なるべくお湯を使わずに水で洗う習慣をつけましょう。
3. 保温調理器「シャトルシェフ」を活用する
煮込み料理などガスを長時間使う料理には、余熱でじっくり火を通せる保温調理器の活用がおすすめです。
我が家でも愛用している「シャトルシェフ」のレビューや活用法については、
コチラ↓の記事で詳しく解説しています。


4. 鍋を使うときは必ず「蓋(ふた)」をする
お湯を沸かしたり具材を煮たりするときは、必ず鍋の蓋を閉めて熱を逃がさないようにします。
これだけで熱効率が上がり、沸騰までの時間を短縮してガス消費を減らせます。
5. 大きな鍋以外は「強火」にしない
コンロの火が鍋やフライパンの底からはみ出してしまうと、はみ出た分の熱が逃げてしまって、効率が悪くなります。
大きな調理器具を使うとき以外は、火が底に収まる「中火」程度での調理を心がけましょう。
6. 湯沸かしはガスを避け、電気やストーブを活用する
プロパンガスを使ってコンロでお湯を沸かすのは、実はコストが割高です。
お茶やコーヒーに使うお湯は、電気ポットや電気ケトルで沸かした方が安く済みます。
また、冬場にストーブ(石油ストーブなど)を使用している場合は、
その上にやかんを置いておけば、お部屋の加湿をしつつ、0円でお湯が沸くので一石二鳥です。


【設備】一気に節約する方法(プロが教える3つの見直し)
一級建築士としての視点から、根本的にプロパンガス代を下げる「設備の見直し」についてご紹介します。
初期投資はかかりますが、長い目で見れば確実に節約になる、おすすめの方法です。
1. エコジョーズへの取り替えで年間約1万円の節約+勝手に貯まる便利機能
給湯器の寿命(約10年)が近づいているなら、次は絶対に「エコジョーズ」への取り替えをおすすめします。
エコジョーズとは、これまで捨てられていた排気熱を再利用してお湯を沸かす、高効率なガス給湯器です。


従来型の給湯器と比較して、約10%〜15%のガス代節約になります。
我が家が従来型の給湯器を使っていた頃のガス代データをベースに、エコジョーズへ切り替えた場合のシミュレーションを行ったところ、年間で約1万円の節約になることが分かりました。


さらにエコジョーズには、手動でケチケチしなくても「自動的に節約してくれる」という素晴らしいメリットもあります。
我が家でも以下の機能をフル活用しています。
●「エコ機能」をオンにする
リモコンのエコスイッチを押しておくだけで、気づかないレベルでお湯張りの量を少し減らしてくれたり、給湯時の温度を少しだけ控えめにしてくれたりします。
ストレスなく、自然とガス代と水道代を抑えてくれる頼もしい機能です。
●「ゆるやか浴機能」をオンにする
最初は設定温度より少し低め(体への負担が少ない温度)でお風呂を張り、人が湯船に入ったことをセンサーが検知してから、自動で設定温度まで追い焚きを始めてくれる機能です。
家族が順に続けて入る我が家にとっては、人が入っていない間の無駄な自動あたため(保温)を防げるため、節約になっている気がします。
●スマホ対応なら外出先からの操作も可能
最新のスマホ対応モデルなら、外出先からスマホで浴槽にお湯張りをセットできるため、「帰ってすぐにお風呂に入れる」という快適さも手に入ります。



もし、今お使いの給湯器が「エコジョーズ」なら、
今すぐエコスイッチを押して節約しましょう!!
エコジョーズ導入時の注意点
エコジョーズは構造上、お湯を沸かす際に「ドレン排水」と呼ばれる水が発生します。
そのため、給湯器の下から水が垂れる点は、あらかじめ設置業者に確認しておきましょう。
(排水を逃がす工事が必要になる場合もあります)
2. 太陽熱温水器との組み合わせで年間約3万円の節約
さらに我が家では、屋根の上に「太陽熱温水器」を設置しています。


太陽の熱でタダでお湯を作ってくれる太陽熱温水器と、エコジョーズを組み合わせることで、
年間で約3万円ものガス代削減を実現しています!



太陽熱温水器にはいくつかの種類があり、どれを選ぶべきか迷う方も多いです。
費用対効果や選び方を別記事で徹底比較していますので、ぜひ参考にしてください!
太陽熱温水器は本当に元が取れる?
我が家の料金比較とリアルな回収期間はコチラ↓の記事で解説しています


どっちを選ぶべき?
太陽熱温水器の「平板式」と「真空式」の違いはコチラ↓の記事で解説しています


3. ガス暖房(ガスファンヒーター)を賢く活用する
「ガス代が高いから暖房にガスを使うなんて…」と思われるかもしれませんが、実はガスファンヒーターは使い方次第で非常に高い節約効果を発揮します。
エアコンに比べて圧倒的な立ち上がりの早さと暖房能力があるため、部屋が温まるまでの時間を大幅に短縮でき、他の暖房器具とうまく併用することでトータルの光熱費を抑えられます。
我が家が実践している、ガスファンヒーターを使って光熱費を抑える節約術については、
コチラ↓の記事をどうぞ!


ガス代を大きく下げたいなら「ガス会社の変更」も視野に
どれだけお湯やキッチンの使い方を工夫しても、そもそもプロパンガスの基本料金や単価そのものが高ければ、節約には限界があります。
プロパンガスは都市ガスと違い「自由料金制」なので、ガス会社を乗り換えるだけで、毎月のガス代が3割〜5割近く安くなるケースも珍しくありません。



今のガス料金が地域の適正価格よりも高いと感じる場合は、ガス会社の変更・比較を検討してみるのが一番の近道です!
やらなくていい節約方法
ネットの節約情報の中には、「そこまでやっても効果が薄い」「ストレスが溜まるだけ」という、やらなくていい節約方法もあります。
続かない節約は意味がないので、我が家では例えば、以下の2つは無理にはやっていません。
●極端にお湯を使わないようにする
「お湯は一切使わない!」と意気込んで、冷水で我慢するのは、
ストレスが溜まるだけでなく、生活の満足度や健康を損なう原因になります。
●お風呂の蓋を使う
お風呂の保温のために風呂蓋を使うのはガス代節約の定番ですが、毎回蓋を上げ下ろしするのは面倒。
また、場所も食うし、カビやすく手入れが大変です。
我が家では、「そんなストレスを抱えるくらいなら…」と割り切って、蓋は使っていません。
「家族の入浴時間をできるだけ揃える」工夫をする方が、よほど楽で長続きします。
実際にやって失敗したこと
我が家でも、過去に過度な節約をしようとして失敗した経験があります。



「無理をしないこと」が一番大事だと気づかされました。
1. 「冬場の冷水洗い」はしんどくて断念
ガス代を浮かすために、冬の冷たい水でゴム手袋をはめて洗い物をしようとしましたが、手が冷えるうえに面倒になり、すぐに挫折しました。
家事が億劫になっては本末転倒です。
2. 子供の健康を害する「ケチりすぎ」は本末転補
冬の給湯をケチって「朝は水で洗顔!」などと厳しくしたところ、子供が寒がって雑な顔洗いをしたり、うがいや手洗いをいい加減に済ませたりするようになってしまいました。
結果として、風邪をひいたり体調を崩したりしては意味がありません。
「健康と衛生にかかわる部分はケチらない」というのが我が家の教訓です。
プロパンガスが高くなるNG習慣
「知らないだけで実は大損している」という、プロパンガス代が跳ね上がるNG習慣をまとめてみました。



もし当てはまるものがあれば、そこを見直すだけでもガス代は下がります。
●シャワーを流しっぱなしにする
使っていない時もシャワーを出しっぱなしにするのは、お湯(=ガスと水)をそのままドブに捨てているのと同じです!
●家族の入浴時間がバラバラで、何度も追い焚きする
お風呂が沸いてから何時間も空けて各自が入ると、その都度冷めたお湯を温め直す(=追い焚きする)ことになり、ガス代が激増します!
●どんな鍋でも常に「強火」で調理する
鍋底からはみ出た炎は、ガスを無駄に消費しているだけで調理には一切貢献していません!
●給湯器の設定温度が「高すぎ」る
高温で沸かして、蛇口の水で薄めて使うのは、最もガスを無駄遣いするNG習慣です。
適切な温度(38度〜40度)に設定し直しましょう!
【タイプ別】おすすめ節約法
あなたのライフスタイルや目的に合わせて、まずは以下の方法から実践してみましょう!
●今すぐ・すぐに節約したい人
「給湯器の設定温度を38度にする」「シャワーの流しっぱなしをやめる」を見直すだけで、次の検針票から効果が出ます!
●ストレスなく・楽に節約したい人
エコジョーズの「エコ機能」や「ゆるやか浴機能」をオンにする、食洗機を回すときは「給湯器をオフにする」など、仕組みと設定を変えるだけで勝手に貯まります!
●根本から・大きく節約したい人
「エコジョーズへの交換」や、「太陽熱温水器」の導入、または「ガス会社の変更」を検討して、基本の固定費をガツンと下げましょう!
まとめ|できることからでOK
プロパンガス代の節約は、ガチガチに頑張りすぎて生活の満足度を下げてしまっては長続きしません。
大切なのは、「仕組みで減らすこと」と「家族で楽しく習慣化すること」です。



我が家も失敗を重ねながら、今では無理なく年間数万円の節約ができるようになりました。
まずは「これならできそう」と思うものから、1つずつ試してみてくださいね!
次に読むおすすめ記事



当ブログでは、ガス代の節約以外にも、
暮らしを豊かに・おトクにする住宅設計の工夫や、便利な家電・設備の活用法を発信しています。
ぜひあわせて読んでみてくださいね!
食洗機は正しくお手入れすれば、故障リスクを減らしてさらなるコスト節約に繋がります。
詳しくはコチラ↓の記事からどうぞ!


グリル掃除が劇的に楽になる!「ラ・クック」のレビューや活用法については、
コチラ↓の記事がおすすめです!





