ダウンライトにスマート電球を設置したい
新居はスマート照明にしたい
ダウンライトにスマート電球は無理だと諦めてる
家の照明をスマート化したいのに、「スマート電球が取付けできるダウンライトがない」って諦めてませんか!?
結論から言うと、条件さえクリアしたら、ダウンライトにもスマート電球を設置できます。
私もスマート電球が大好き!
我が家でも新築時にたくさんスマート照明を設置しました。
もう5年(※執筆時)もスマートライトライフを楽しんでおります!
コキアこの記事では、どんなダウンライトならスマート電球が使えるのか、分かりやすく解説していきます。
本記事で、住宅の断面図は旭ファイバーグラス「アクリアウール」のカタログの図をお借りしています。
照明器具やダウンライトの解説画像は、Panasonic「Expert2025」カタログとコイズミ照明「あかり専科」のカタログからお借りしています。
30秒で分かる結論
スマート電球(Philips HueやSwitchBotなど)が使えるダウンライトは、次の3つの条件を満たすものです。
LED電球交換タイプ
M型ダウンライト
E17またはE26口金
逆に、
LED一体型
S型(断熱施工タイプ)
では、スマート電球は使用できません。



新築時にこの違いを知っておくだけで、後からスマート照明を導入しやすくなります。
なぜ新築でスマート電球対応ダウンライトを選ぶ人が増えているの?
最近、新築やリフォームのタイミングで「スマート電球が使えるダウンライト(電球交換型)」を指定して導入する人が増えています。
その理由は、ずばり「後から暮らしに合わせて、部屋の光を自由に変えられるから」です。
新築のときは「ここはただの廊下だから」「価格が安い標準仕様でいいや」と、一般的な「一体型(電球が切れたら器具ごと交換するタイプ)」のダウンライトを選びがち。
でも、いざ暮らし始めてみると……
「廊下やリビングの照明を自動化して、子どもの早寝習慣に役立てたい」
「夜中にトイレに行くとき、眩しすぎない明るさに自動で調節できたらいいのに」
など、ライフスタイルの変化に合わせられるようにしておけばよかったと後悔するケースが実はとても多いんです。



あらかじめスマート電球が使えるダウンライトにしておけば、後からいつでも好みの電球に付け替えるだけで、おうちの自動化がカンタンに叶いますよ!
我が家の具体的なスマート照明ルーティンや、子どもが自然と早く寝るようになった体験談は、コチラ↓の記事で詳しくまとめています。


「スマート照明はどう計画するべき?」とお悩みの方は必見!コチラ↓の記事で詳しく解説しています。


スマート電球が取付けできるのは「LED電球」に交換可能なダウンライト
- 主流の「LED一体型ダウンライト」にはスマート電球は使えません。
- 最近増えてきている「メーカー独自のランプ交換タイプ」のダウンライトにもスマート電球は使えません。


スマート電球が設置できるのは、「LED電球交換タイプ」のダウンライト。
E17電球やE26電球に交換できるタイプがこれにあたります。
スマート電球が取付けできるのは「M型」ダウンライト
またダウンライトは、断熱材の施工の仕方によって、下図のように、大きく「S型」と「M型」に分けることができます。


「S型」は、断熱施工に対応した気密タイプのダウンライトです。断熱材がある部位に設置することができます。
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S型のダウンライトに対応した「密閉型器具対応のスマート電球」は現在のところ見当たらないので、【S型ダウンライトにはスマート電球が使えません】
一方「M型」は、従来からある一般タイプのダウンライトです。



気密性がなく、熱を逃がしてくれるので、【M型ダウンライトにはスマート電球が使えます】
「M型」ダウンライトを使う場合の注意点
断熱材がある箇所には使えない
M型ダウンライトは、断熱材を設置している箇所には使えません。


しかし、裏を返せば「断熱材を使用していない箇所には使える」ということになります。


上図は、一般的な断熱方法の住宅の断面図です。
2階部分は天井断熱材があるのでM型ダウンライトは設置できませんが、
1階部分なら天井に断熱材がないのでM型ダウンライトを設置できます。


ただし上図左側のように、下屋の場合や平屋(1階建て)の建物の場合は、天井断熱材があるのでM型ダウンライトを設置できません。
ちなみに上図右側のように、桁上断熱や屋根断熱が施工されている天井であればM型ダウンライトは設置できます。



天井断熱材がない場所なら、M型ダウンライトが設置できるってことだね!
天井の上に、ある程度のスペースが必要
一般的に、「LED一体型ダウンライト」に比べて「電球交換型のM型ダウンライト」の方が器具の高さが高いです。


また放熱するため、M型ダウンライトの上部にある程度のスペースを設けなければなりません。





M型ダウンライトを設置するには、天井上のスペースを大きめに設計しないといけませんね!
「M型」ダウンライトの選び方
M型ダウンライトの詳細を確認する
ではPanasonicカタログをもとに、M型ダウンライトについて細かく見ていきます。


口金サイズがE17電球用のダウンライトと、E26電球用のダウンライトです。



ここで注目してほしいのが、適合電球の最大W数。
スマート電球には、これを超えるW数のものもあるので注意が必要です。
メーカーが推奨している適合電球の一例を表にまとめました。





さらに注目してほしいのは、電球の寸法。
一般の電球の寸法から大きく異なるスマート電球は、注意が必要です。
スマート電球の「口金サイズ・寸法・W数」を確認する
スマート電球で代表的なPhilips「Hue」と、「SwitchBot」を例に表にまとめました。


●口金サイズがE17のPhilips「Hue」スマート電球は、
- 寸法:一般的な電球よりもやや小さい
- 消費電力:一般的な適合電球が7.1Wまでなのに対し、5.1W
以上の理由から、設置可能です。
●口金サイズがE26のPhilips「Hue」1100lmスマート電球は、
- 寸法:多少の違いはあるが一般的な電球とほぼ同じ
- 消費電力:一般的な適合電球が12.9Wまでなのに対し、10W
以上の理由から、設置可能です。
また、「SwitchBot」も同様の理由で設置可能です。
●口金サイズがE26のPhilips「Hue」1600lmスマート電球は、
- 寸法:一般的な電球よりもかなり大きい
- 消費電力:一般的な適合電球が12.9Wまでなのに対し、16W
以上の理由から、安全に設置できるとは言えない、という結論になります。
使えるダウンライトはコレ!
まとめると、Panasonicでスマート電球に使えるM型ダウンライトは下記になります。
●E17 埋込孔φ75
●E17 埋込孔φ85
●E26 埋込孔φ125
●E26 埋込孔φ125 で黒色のものならコレ
●E26 埋込孔φ150



Panasonicのダウンライトのみ解説しましたが、「口金サイズ・寸法・W数」に注意して、他メーカーのM型ダウンライトも探してみてくださいね。
E11という選択肢も一応あるのですが、
スマート電球で代表的なPhilips「Hue」や「SwitchBot」は現在のところE11電球がないので、解説しませんでした。
ただ、ここで注意していただきたいことがあります。
Panasonic公式HPによると、他社製の電球の使用は保障していません。スマート電球の使用に関しては、自己責任でお願いします。


我が家では、先ほど紹介した「E26 埋込孔φ125」のダウンライトに
Philips「Hue」(品番PLH30GL):800lm・8.5W・(W約62mm×H約115mm)の電球を取り付けて5年目(※執筆時)になりますが、何の問題もなく使えています。


よくある質問
- 既存のダウンライトがあります。スマート電球に交換しても大丈夫?
-
M型ダウンライトであることが確認できれば大丈夫です。
電球を取り外してみると器具に品番を書いたラベルが貼ってあると思うので、インターネット等で検索して確認してみてください。
ただし、既存ダウンライトに調光配線してある場合は、スマート電球に交換できません。 - M型ダウンライトを使うと、気密性が損なわれるって聞いたけど大丈夫?
-
住宅では下図のように気密性を確保しています。
1階の天井裏部分は、室内空間と同等と考えられるので、私は気密性が損なわれるとは考えていません。


- 工務店・ハウスメーカーへはどう伝えればよいですか?
-
「スマート電球を使いたいので、LED一体型ではなく、E26(又はE17)口金のM型ダウンライトを採用してください。」とお願いしてください。
ただし上述したように、断熱材を施工する箇所には「M型ダウンライト」は使用できません。
まとめ:ダウンライトをスマート化して、もっと快適で理想の暮らしへ
今回は、ダウンライトにスマート電球を取り付ける方法や注意点についてご紹介しました。
最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしておきます。
●スマート電球に使えるのは、
E26又はE17の「M型 電球交換型ダウンライト」
●M型ダウンライトは断熱材がある箇所には設置不可
●ダウンライトに設置できる電球の寸法やW数に注意



スマート照明は、子どもの成長や家族の暮らしに合わせて、後からいくらでも設定を変えられるのが良いところ。
新築やリフォームは、理想の暮らしの土台を作る絶好のチャンスです。
ぜひこの機会に、未来の暮らしがもっと便利になる「スマート電球が設置できるダウンライト」の導入を検討してみてはいかがでしょうか!?

















