アイランドキッチン希望だが油跳ねが不安
キッチンを計画するとき、
開放感があって家族で囲める「アイランドキッチン」に憧れる方はとても多いです。
でも同時に、
「丸見えすぎて、キレイを保てるか不安…」
「コンロの前の油跳ねが気になる…」
と悩んで、一歩踏み出せないというご相談もよく受けます。
普段は一級建築士として、たくさんの方の家づくりをお手伝いしている私がオススメしているのが、
シンクとコンロを前後に分けた「セパレートキッチン(Ⅱ型キッチン)」です。
我が家も新築時にセパレートキッチンを採用したのですが、かなり快適!
ただ、セパレートキッチンには、どうしても「床に水が垂れやすい」というデメリットがあります。
コキア今回は、我が家が
「床に水が垂れやすい」デメリットをどうやって克服したのか、
リアルな体験談をお話しします。
後悔する?実際に使って感じたセパレートキッチン(Ⅱ型キッチン)のデメリット
魅力たっぷりのセパレートキッチンですが、


計画時に注意すべきデメリットは大きく分けて3つあります。
床に水が垂れやすい(最大の弱点)
シンクで洗った食材をお鍋に入れるときなど、
前後のカウンターに移動する際に、
どうしても床に水滴がポタポタと落ちてしまいます。
収納計画が難しい
背面にコンロがくるため、収納スペースが圧迫されがち。
収納スペースの確保に工夫が必要です。
お値段はやや高め
カウンターが2つに分かれる分、
一般的なキッチンより価格が高めになります。



特にこの「床への水垂れ問題」は、
毎日使う中で地味にストレスになりやすいポイントです…
汚れや水滴もこれで安心!セパレートキッチンのデメリットを解決する方法
「やっぱりキッチンマットを敷かないと、床がビショビショになっちゃう?」
「でも、キッチンマットってお手入れが面倒だし……」



そうなんです。
水垂れを防ぐためにキッチンマットを敷く方は多いのですが、
実は我が家、
セパレートキッチンなのにキッチンマットを一切使っていません!
その代わり、「お掃除スリッパ」を1つ取り入れただけで、水垂れのストレスはゼロに!
床を汚すことなく、毎日ピカピカなキッチンを保てています。
その秘密をこれから詳しくお話ししていきますね。
ズボラな私には苦痛だった…我が家がキッチンマットをやめた理由
昔の私は「床が汚れるから」という理由で、
当たり前のようにキッチンマットを敷いていました。
でも、キッチンマットって、
分厚くて洗濯機で洗いにくい
干しても乾きづらい
お手入れを後回しにして放置しがち



正直、目に見えない汚れや菌が溜まっていて、
すごく汚かったと思います(汗)
「汚れたマットを敷き続けるくらいなら、いっそ無くしたい!でも床が濡れるのは嫌!」
と、ずっと葛藤していました。
キッチンマットはいらない!お掃除スリッパに変えたらすべて解決した
そんな中で出会ったのが、私のキッチンライフをガラリと変えてくれた「お掃除スリッパ」でした。
思い切ってキッチンマットを捨てて、このスリッパに変えてみたら、今までの悩みが一瞬で吹き飛んだんです!!



我が家の使い方は、驚くほどシンプル。
「水が落ちたら、そのまま足でサッと拭くだけ」
これだけです!
わざわざ雑巾を持ってきて、かがんで拭いて……となると、
ズボラな私はついつい後回しにしてしまいます。
でも、スリッパなら「足をシュッと伸ばすだけ」で一瞬でお掃除完了!
本当にこれ、笑っちゃうくらい楽なんです。
お掃除スリッパとは?普通のスリッパとの違いや仕組みを解説
「お掃除スリッパって、普通のスリッパと何が違うの?」と思いますよね。
最大の違いは、スリッパの裏面(ソール部分)がまるごと吸水性・吸着性に優れたマイクロファイバーになっていることです。


見た目は普通のスリッパと大きく変わりませんが、歩くだけで床のホコリを絡め取り、水滴をスッと吸い取ってくれる構造になっています。



「スリッパ」と「モップ」が合体したような、
まさに一石二鳥の時短家事アイテムなんです。
雑巾がけやワイパーは面倒…他の掃除方法とお掃除スリッパの違い
床の汚れをキレイにする方法としては、雑巾がけやフローリングワイパーもありますよね。
でも、お掃除スリッパの手軽さは、それらとは比べものになりません。
雑巾がけ: しゃがむのが大変。わざわざ雑巾を濡らして絞るハードルが高い。
フローリングワイパー: 物置から出してくるのが面倒。シートのセッティングやゴミ捨ての手間がある。
お掃除スリッパ: 家の中で普通に履いているだけ。料理のついでに、一歩も動くことなく足元をピカピカにできる。



「掃除のために時間をとる」必要が一切なくなるのが、
お掃除スリッパの最大の強みです!
無垢フローリングでも大丈夫?お掃除スリッパの水分吸収力と床への影響
「我が家はデリケートな無垢床なんだけど、そのまま拭いて大丈夫?」と心配される方もいるかもしれません。


(=オスモ塗装の杉圧密フローリング)
結論から言うと、大満足の効果を発揮しています!
我が家のキッチンの床もまさに「無垢フローリング」なのですが、
お掃除スリッパのおかげで、水滴によるガサガサや変色を起こすこともなく、
まあまあキレイな状態を5年(※執筆時)もキープできています。



無垢床は水滴を放置すると染みになりやすいのですが、
水が飛んだ瞬間にスリッパでサッと吸水できるので、
むしろ無垢床を優しく守ってくれている感覚です!
お掃除スリッパは洗濯機で洗える?5年持たせた我が家のお手入れ方法
「でも、お掃除スリッパって洗うのが面倒じゃない?」と思いますよね。
我が家のリアルなお手入れ方法はこんな感じです。
週に1回
1.ブラシを使って大まかなホコリを払う。
2.さっと下洗いする。
3.洗濯ネットに入れて、普段の洗濯物と一緒に洗濯機へポイ!
実は商品の説明書には「手洗いで」と書いてあるのですが……、
ズボラな私は自己責任で毎回洗濯機で洗っています(笑)。


左:主人用は、もうしばらく使えそう!
右:私用は、破れて黒ずんできたのでそろそろ引退です
少し見栄えは悪いですが、我が家はそんなに頻繁に来客があるわけでもないので、機能性を最重視しています!



でも、驚くほど耐久性があって、
(こんな雑な使い方をしているのに)なんと5年も長持ちしました!
洗い替え用と家族分も!お掃除スリッパを「まとめ買い」すべき理由
このお掃除スリッパ、我が家では「1人2足ずつ」持って、洗い替えしながらローテーションしています。
洗濯している間にもう1足必要になるので、最初からまとめ買いしておくのがストレスフリーです!
我が家は主人も一緒にキッチンに立つことが多いので、
主人専用のお掃除スリッパも用意して、夫婦で一緒に履いています。
(私はMサイズ、主人はLサイズです)。



自分だけでなく「家族の分」も揃えるのが、家全体をキレイに保つ最大の裏ワザ!
主人がキッチンで水をこぼしても、歩きながら自然と拭き取ってくれるので、私がいちいち小言を言う必要もありません(笑)。
【楽天で購入可】愛用中のおすすめ高耐久お掃除スリッパはこれ!
こちらの楽天のショップは、
サイズ違いやカラーバリエーションがとても分かりやすく表示されているので、
家族分のまとめ買いにすごく便利ですよ!
我が家が5年愛用している高耐久なお掃除スリッパはこちら(2個セットなので洗い替え用やご家族分にぴったりです!)
デメリットだけじゃない!一級建築士が語るセパレートキッチン4つのメリット
ここまで水垂れの対策をお話ししてきましたが、
それを補って余りあるほど、
セパレートキッチンには素晴らしいメリットがあります!
キッチン内を回遊できる
通路の両側から出入りできるので、家族で動線がかぶっても反対側にまわれば回避でき、ストレスがありません。
家族で同時に作業がしやすいキッチンです。
広い作業スペース
我が家のシンク側は1800mm×800mm。
主人が朝食の準備をする横で、私が夕食の下ごしらえを並行しても余裕たっぷりです。


孤独感ゼロ
壁に囲まれた閉塞感がなく、
リビングの家族と常に繋がれます。
ガスコンロを壁側に設置できる
油跳ねが気になるコンロだけを壁側に配置できるので、リビングに油が飛び散らずお手入れが楽です!
狭い通路でも快適!セパレートキッチンの我が家の間取りと収納の工夫
収納スペースや使いやすさを確保するために、我が家が工夫した間取りとサイズ感がこちらです。
シンク+作業スペース:W 1800mm × D800mm
コンロ+作業スペース(背面): W1350mm
家電スペース(コンロの横): カップボード W1200mm
メインの食器棚や冷蔵庫は、通路を挟んだ横のスペースに配置し、
普段はスッキリ隠せるように”扉付き”にしています。
通路幅80cmは狭い?セパレートキッチンの実際の使い勝手
我が家の「流し」と「コンロ」の間の通路幅は「80cm」と、
少しコンパクトに設計しています。
「2人で立つなら狭くない?」と思われるかもしれませんが、
回遊できる間取りなので全くストレスになりません!





お鍋を持って振り返ったらすぐコンロに手が届くので、
調理中のムダな動きが減ってめちゃくちゃラクですよ!!
セパレートキッチンに関するよくある質問(FAQ)
- セパレートキッチンはどれくらい通路幅が必要ですか?
-
一般的には90cm〜100cmあるとゆったりすれ違えます。
ただ、我が家のように「回遊できる間取り」にするのであれば、80cmでも充分に快適で、
振り返るだけで両方に手が届くというメリットに変わります。 - キッチンマットなしだと床の油跳ねは気になりませんか?
-
セパレートキッチンの場合、コンロ側を壁に寄せられるため、床への油跳ねは最小限に抑えられます。
万が一跳ねても、お掃除スリッパで歩きながらサッと拭き取れるので、油ギトギトになる心配はありません。
まとめ|セパレートキッチンで後悔しないための最大のポイント
「セパレートキッチンにしたいけれど、床への水垂れが心配」
「キッチンマットをなくしたいけれど、床が傷むのは嫌だな…」
そんな不安を理由に、大好きな間取りを諦める必要はまったくありません!
セパレートキッチンで後悔しないための最大のポイントは、
「水垂れする前提で、お掃除スリッパのような楽ちんアイテムに頼る仕組みをはじめから作っておくこと」です。
最後に(一級建築士・設計者としてお伝えしたいこと)
注文住宅の家づくりにおいて、「デメリットをゼロにする完璧な建材や間取り」は存在しません。
でも、「お気に入りの間取りのデメリットを、便利グッズでカバーする」というアプローチはいくらでも可能です。



キッチンマットを敷かない選択肢、そしてセパレートキッチンの心地よさを、ぜひ取り入れてみてくださいね!
理想の家づくりができるように応援しています!














