外干し派。雨の日の洗濯に困っている
ランドリールームが欲しかった
洗濯物の乾燥に何を使うか迷っている
雨の日の洗濯物、お困りではありませんか!?
かつては私も
・普通に外干し→ 帰宅後、乾いてなくて家の中が洗濯物でいっぱい!
・外干し→扇風機で風をあててみても全く効果なし
なんて経験があって、雨の日は自然乾燥はムリーーーって諦めました。
コキア浴室で「除湿器」を使うことで雨の日の洗濯が一気に楽になったので、そのことを記事にしています。
なぜ浴室なのか
洗濯物を室内干しするとき、気になるのはやっぱり湿気。
湿気がたまるとカビが発生しやすくなり、家そのものを傷める原因となってしまいます。
一方、浴室なら元々水を流すことが前提ですので、壁・床・天井・建具共に水に強くつくられています。
また換気扇もついているので、簡単に湿気を追い出すこともできます。



最近は、室内物干しができるランドリールームのある間取りが流行っているようですが、
私は、家そのものを傷める原因となる「室内干し」には反対。
それよりも、「浴室干し」をオススメしています。



余談ですが…、冬季の休日。
エアコン暖房を使用している部屋での「室内干し」は、加湿器替わりになるのでアリだと思いますよ!
なぜ除湿器なのか
洗濯物を乾燥させることができる家電はいろいろありますが、
一回の洗濯乾燥にかかる電気・ガス代を、家電別に表にまとめてみました。
| 一回の洗濯でかかる電気代 | 一年でかかる電気代(100日) | |
| 200V浴室乾燥機 1.8kW | 1.8×3h×30円 =162円 | 16,200円 |
| 6帖用エアコン 0.6kW | 0.6×6h×30円 =108円 | 10,800円 |
| 乾燥機付き洗濯機 1.0kW | 1.0×3h×30円 =90円 | 9,000円 |
| ハイブリット式 除湿器 0.2kW | 0.2×6h×30円 =36円 | 3,600円 |
一年のうち雨の日が約100日として計算
ちなみにガスなら幹太くんも有名です。
| 一回の洗濯でかかるガス代 | 一年でかかるガス代(100日) | |
| 幹太くん 9㎏ | 1.5h 約150円 | 15,000円 |



除湿器が一番電気代がかからないことが分かりますね!
浴室をランドリールーム に変身させる手順
浴室に物干し竿を設置する
最近のシステムバスは、壁にマグネットがくっつくものがほとんど。


我が家では、↓を壁にくっつけて、物干し竿を設置しています。
物干し竿はいろいろ調べた結果、ニトリの店舗でアルミ物干を購入するのがお得だと思います。



「室内物干し」を持っているなら、浴室にそのまま置いてもいいね!
浴室に除湿器を置いて、電源コードは扉の外へ
物干しが設置できたら、除湿器を置きます。(オススメの除湿器については後ほど説明します。)


コードは脱衣室までのばして、電源をとります。
ちなみに洗濯物を干した後は、浴室の扉を閉めて除湿器をかけます。


除湿器をかけたまま出かけるときは、ロボット掃除機などにコードが引っかからないように注意。
浴室の扉は写真のように、コードの分だけ少し隙間が空きます。



これから新築するなら、浴室の入り口付近(浴室の照明スイッチがある辺り)にコンセントがあると便利ですよ!
洗濯物を乾燥させやすくするコツ


浴室の水分をふいておく
浴室が濡れていると、洗濯物の乾きが遅くなってしまいます。
洗濯物を干す前は、乾いた布巾で、壁や床の水気を拭いておくことをオススメします。



我が家では、お風呂から出る前に「壁や床の水切り」を習慣化していますよ。
洗濯物はできるだけ少なく、間隔をあけて干す
雨の日に洗濯をする場合、「絶対に必要な物」だけに厳選するのがオススメ。
なるべく間隔を開けて干す方が、洗濯物は早く乾きます。


洗濯機の脱水は長めにまわしておく
除湿器だけに頼るのではなく、洗濯機側でもなるべく長めに脱水をまわしておきましょう。
洗濯機に風乾燥機能がついているなら、それを使うのも手だと思います。
浴室の換気扇のスイッチは切っておく
換気扇をまわすと、どんどん室内の空気を送り込んでしまって、せっかくの除湿しているのに除湿にならなくなってしまいます。
浴室の換気扇のスイッチは切っておきましょう。
面倒でなければサーキュレーターを併用する
除湿器だけだと、洗濯物を乾かすのに6~8時間かかりますが、
サーキュレーターを併用すると3~4時間に短縮できます。





サーキュレーターを併用すると、室内干し特有の臭いも、かなり軽減されますよ!
除湿器の選び方
除湿器は3種類
- コンプレッサー式:動作音が大きく本体も重いが、電気代が一番安い
- デシカント式:軽量コンパクトで本体価格は安いが、ヒーターを使うため電気代が高い
- ハイブリット式:サイズが大きくパワフルだが本体価格が高め
| 一回の洗濯でかかる電気代 | 一年でかかる電気代(100日) | |
| コンプレッサー式 0.15kW | 0.15×6h×30円 =27円 | 2,700円 |
| デシカント式 0.3kW | 0.3×6h×30円 =54円 | 5,400円 |
| ハイブリット式 0.2kW | 0.2×6h×30円 =36円 | 3,600円 |



これから新しく除湿器を買うなら、電気代が一番お得なコンプレッサー式がオススメ!!
ホース排水できるタイプが便利
せっかく浴室で使うので、我が家ではホースで排水できるタイプの除湿器を選びました。


ホースをつなぐのは多少面倒ですが、
個人的には、除湿後にタンクの水を捨てる方が面倒。
タンクを抜き取っている間にポタポタと上から水がたれてきて、
それを拭き取らないといけないのが厄介なのです。
ホースで排水できるコンプレッサー式の機種は限られています。
我が家で使っている機種は廃盤になってしまったようですが、オススメの後継の除湿器はコレです↓



浴室だから、水がこぼれても大丈夫!
雨の日には「浴室物干し」。ぜひ試してみてくださいね。





