MENU
コキア
一級建築士・整理収納アドバイザー1級
「毎日をちょっと”ラク”にする」がテーマ。実体験をもとに、暮らしのアイデアを発信しているブログです。

●木造住宅の設計が得意
●2児(中学生男+小学生女)の母・共働き

●20代~30代:愛知県の設計事務所で約10年間勤務
●30代~40代現在:出産を機に、地元の建設会社で勤務

●平成25年に自宅をリフォーム
●令和3年に自宅を新築

【ウォークスルー・シューズクローク】玄関より内玄関の間口が大きい方が理想

こんな方にオススメの記事です

玄関にシューズクロークを作るか迷ってる
ウォークインタイプとどっちにするか迷ってる
実際にウォークスルータイプを使った感想が知りたい

家づくりをする際に、シューズクローゼットをつくるかどうしようか迷ってる人、多いと思います。

コキア

我が家は「ウォークスルータイプのシューズクローゼット(=内玄関」をつくったので、実際に使ってみての感想をまとめてみました。

ウォークイン・シューズクロークとウォークスルー・シューズクロークの一例

この記事では、「ウォークスルータイプのシューズクローゼット」のことを略して「内玄関」と呼んでいます。

目次

来客に備えるためのウォークスルー・シューズクローゼット

我が家は超ど田舎。「昔ながらの民家」が建ち並ぶ集落の中にあります。
なので現代風の家ではなく、田舎に馴染む家を建てています。

田舎の家なので、玄関もかなり広め。6帖もあります。

来客があった時には玄関で腰掛けて話すこともできる間取り。
玄関の左側は和室、右側が内玄関、奥がLDKへつながります。

来客に備えて、家族の雑然とした靴たちは内玄関に置いてもらおうと、ウォークスルータイプにしたわけです。

ちなみに我が家の内玄関は2.5帖ほど。

奥が内玄関。片側の壁面には棚をたくさんつくりました。

玄関より間口を広くすれば、内玄関から出入りしたかも!?

ただ、使い始めると想定外なことが…。
家族みんなが内玄関から出入りしてくれないのです。

私も始めこそ、内玄関から出入りしていたものの、「誰も使っていないのに一人だけでは意味がない」と面倒になり、今では普通に玄関から出入りしています。

結局、こちらの玄関から出入りしています

出入りしない理由1 内玄関の間口の狭さ

玄関の間口が1820なのに対して、内玄関の間口は1210。


家族みんなで一斉にお出かけするときは、内玄関では窮屈なので、広い方の玄関を使うのは当然かなと思ってしまいます。

これは間口○○以上あれば使うというより、玄関の間口=内玄関の間口または、玄関の間口<内玄関の間口なら使っただろうなと感じてます。

出入りしない理由2 物が邪魔になっているから

内玄関には、たくさんの物を収納しています。
単純に物が邪魔になっていたり、閉塞感があったりして行き来しづらいのです。

左:子供たちのキックボードやスケートボードが、内玄関の入り口をふさいでしまっている
右:空きダンボール箱や上着が出っ張っていて、窮屈さを感じる

また夏には、畑で収穫したスイカが内玄関の土間にゴロゴロと並んで、行き来ができない状態になってしまっています。

ウォークスルータイプのシューズクローゼットに後悔はない

収納量がたっぷり


内玄関には靴だけでなく、防災グッズ・子供たちの外遊びグッズ・傘などいろいろな物が収納できるので、使い勝手がよく、とっても便利です。

玄関入ってすぐのところには、子供たちのヘルメットや帽子、外遊び用のラジコンや縄跳びなども置いています


また、壁には屋外用の掃除道具を引っ掛けたり、土間には畑でとれた野菜や果物も置いています。

ゴミの一時置きとしても便利

内玄関は空きダンボール箱などの、ゴミの一時置場としても利用しています。
床続きなので、靴を履く手間なく、缶ゴミやペットボトルが捨てられるのも便利。


これがウォークインタイプだったら、いちいち靴をはいて捨てに行くのが面倒だっただろうなと思っています。 

風通しがよく臭いがこもらない

ウォークスルータイプのシューズクローゼットは閉鎖されていないので、こもった感じがありません。
また換気扇をつけたこともあって、特に臭いもせず、風通しがよい気がしています。

窓の下に壁付けタイプの換気扇を設置しています

年に1~2回ぐらいしか棚の拭き掃除をしていませんが、アパートなどの玄関に比べてカビにくいなと感じています。

コキア

想定していた使い方にはなりませんでしたが、
ウォークスルータイプのシューズクローゼットにして後悔はなかった我が家。ぜひ参考にしてみてくださいね!


スポンサーリンク
コキア
一級建築士・整理収納アドバイザー1級
「毎日をちょっと”ラク”にする」がテーマ。実体験をもとに、暮らしのアイデアを発信しているブログです。

●木造住宅の設計が得意
●2児(中学生男+小学生女)の母・共働き

●20代~30代:愛知県の設計事務所で約10年間勤務
●30代~40代現在:出産を機に、地元の建設会社で勤務

●平成25年に自宅をリフォーム
●令和3年に自宅を新築

私が設計を担当させていただけるお客様はせいぜい年間2~3件ほど。
”少しでも多くの方に、私が持っている知識や経験やアイデアが役に立ったらいいな”という思いで書いています。
目次