壁掛TVにオススメの方法が知りたい
壁掛TVにオススメの高さが知りたい
壁掛TV金具のオススメが知りたい
我が家も新築時に壁掛テレビにしたので、新築・リフォーム時にオススメのあれこれを記事にしています。
コキア最近はDVDデッキを使わずハードディスクだけ設置する方がほとんど。
その前提でオススメの方法をまとめました。
家具が参考 壁掛TVの無難な高さ
カリモクのHPが分かりやすかったので、


これを参考に、TVボードを置いたと想定して、
- 床からTVの中心までの高さ
- 床からTV上端のまでの高さ
を、各TVの大きさごとに図にまとめてみました。



以下の高さが、無難な壁掛テレビの高さの目安になりますね!
床に座る場合





正直なところ、床に座って見るなら設置位置が低すぎて、壁掛けTVはオススメできませんけどね…
ソファーに座る場合





壁掛TVにするなら、あまり低すぎると、小さな子供がいたずらしたり、物がぶつかりやすかったりする可能性もありますよね…。
食卓に座る場合





カリモクのHPには600~とありましたが、個人的にはテーブルの高さ(約700)以上の、700~がオススメです。
我が家の設置例:食卓からがメイン LDKの壁掛TVの高さ





キッチンに立っていても、テレビが見やすいですよ!



床に座ってゲームをする僕にとっては、ちょっと高すぎるんだけどね…
我が家の設置例:畳ベッドから見る 寝室の壁掛TVの高さ





ベッドから見る場合は少し高めの方が見やすいと言われていますが、
我が家の場合は、寝転びながら見るわけではなく、ベッドの上(座面高は床から380ぐらい)に座って見るので、これくらいがちょうどよいです。
私がお客様に提案している壁掛TVの高さ
以上のことから、お客様が迷われている場合、
●床に座って見ることが多いなら
→低すぎる壁掛けTVはイマイチ。家具にTVを載せる方がオススメ。
●ソファーに座って見ることが多いなら
→TVの中心位置は、FL+1000ぐらい
●食卓に座って見ることが多いなら
→TVの中心位置は、FL+1200ぐらい
●ソファー・食卓共に見やすくしたいなら
→TVの中心位置は、FL+1050ぐらい
●ベッドから見ることが多いなら
→TVの中心位置は、FL+1050以上 ~ ベッド高さ+1000ぐらい
で提案しています。



もちろん、こだわりがある場合は違う高さでOK。
あくまでも「迷った場合の無難な高さの目安」です。
壁掛TVの下に家具を置きたい場合は、干渉しないように注意しましょう。
オススメの壁掛TV金具
お手持ちの(又はこれから購入する)テレビに、壁掛用金具が付属されている場合はよいのですが、
これから金具を購入しなくてはならない場合、
テレビメーカー純正の金具は、価格が高い場合が多いのが難点。
そこで私は、お客様に相談された場合、
手頃な価格でネット購入可能な、下記の金具をオススメしています。



設置予定のテレビに適合するかどうかのチェックは必要ですが、対応しているメーカーがかなり多そうな金具です。(ちなみに我が家もこの金具を採用しています。)
背面に収納スペースが必要なら、こちらの金具がオススメ。
こちらの金具は、ハードディスクだけでなく、Switchなどのゲーム機も収納できるようです。





我が家では、ハードディスクしか置く予定がなかったので、収納なしのタイプで全然大丈夫でした。
ゲーム機などたくさん置きたい場合に、収納付きを選択するとよいかもしれませんね。
オススメの壁補強方法
壁掛TVのための下地補強については、
設置したい位置に、構造用合板の下地を入れておくのが一般的です。


上述のオススメの金具を使う場合、


図のように、700×250以上の構造用合板を入れておきます。



「壁掛TVの金具寸法」と「床からTVの中心までの高さ」を伝えておけばスムーズです。
TV高さを、建物完成ギリギリまで迷いたい場合は、少し範囲を広めに補強しておいてもらうとよいでしょう。
オススメのコンセント位置
我が家の寝室では、コンセントをテレビの左下に設置したのですが、ちょっと窮屈でした。




図のように、左上か右上に設置するのがオススメです。



上部の方がスペースにゆとりがありますよ。
プラス料金がかかっても、工事時にTV金具を設置してもらった方がラク
DIYに慣れている人ならよいのですが、
「電動ドライバーなんて使ったことがない」という方は、
プラス料金がかかっても工事時にTV金具を設置してもらう方がオススメです。



一人では作業しづらいですし、位置をしっかり合わせなくてはいけなかったり、意外と大変な作業。
引っ越し時にドタバタするよりも、背面の金具を設置しておいてもらえば、TVに金具を取り付けて引っ掛けるだけで済むので楽チンですよ!



壁掛TVのためには、しっかりとした計画が大切!
「TVなんて後からでいいや」なんて思わず、
・設置したいTVの品番
・設置したい壁掛TV金具
・設置したいTVの中心高さ
を設計段階でしっかりと考え、設計者に伝えておきましょう。







