なんとなくエアコン暖房だけを使ってる
エアコンが一番節約できる暖房だと思ってる
プロパンガスだけどガス暖房に憧れる
もともとエアコン暖房派だった我が家。分析してみると、我が家の使い方ではエアコンだけの暖房で損をしてました。
コキア「プロパンガスの暖房は高くて、エアコン暖房が一番お得」だと思いこんでいましたが、そうでもなかったことに気づかされたので、そのことを記事にまとめています。
エアコン暖房のみだった冬の光熱費
新築して初めての冬の暖房の使い方
家を新築して初めての冬、これまでの習慣どおり、早朝からタイマーをかけてエアコン暖房をしていました。


- 平日
早朝~出勤前(4~8時頃):エアコン暖房
帰宅時~寝る前(16時~20時半頃):エアコン暖房 - 休日
終日:エアコン暖房
以前に住んでいた11帖の狭いLDKとは違い、新築した建物はLDKに「大きな吹き抜け」があります。
多少温まりが悪くなることは予想していましたが…





早朝はシューシュー言ってるだけで、温かい風をほとんど出してくれない!朝の室温は14~15℃ぐらいのままで寒いよ~~
おそらく原因は、外気温が「2度以下」だから。
たまにゴーっと温かい風を出して頑張ってくれてはいますが、
しょっちゅう室外機の霜取り機能が働いて、全く部屋を温めてくれないのです。
月々の電気代は過去最高を記録
それなのに、月々の光熱費は過去最高。





一カ月で電気代が2万円超えなんてっっっ!!!
エアコンは起動時に一番電気を食います。
2月末、このままエアコン暖房を続けるのはダメだと思い「早朝だけでもガス暖房にしてみよう」と決意しました。



ちなみに、灯油暖房の方が安いとは思いますが、灯油を入れる手間が面倒で、その選択肢はナシでした。
試しにガスストーブを買ってみた
ただ、我が家はプロパンガス。
ガス暖房にしたからといって、月々の光熱費が果たして安くなるのか…。
本来ならガスファンヒーターが欲しいところですが、半信半疑な状態なので、
「失敗しても、停電時の暖房に使えるように」と電源が必要のないガスストーブをとりあえず買ってみることにしました。
本来ならもう少し能力が大きい方がよいのでしょうが、このガスストーブでも充分LDKをあたためてくれます。
ガス暖房を併用した冬の光熱費
エアコン暖房と併用のガス暖房の使い方
エアコンはリビング側にあるので、ガスストーブは食卓側に置いて、食事時にあたたかく過ごせるようにしました。


- 平日
起床時~出勤前(6~8時頃):ガスストーブのみ
帰宅時~寝る前(16時~20時半頃):ガスストーブのみ - 休日
午前中 ガスストーブ
室温が20度近くになってきたらエアコン暖房に切り替え
~寝る前(~20時半頃):エアコン暖房
平日は起動させてもすぐに切らなければならないので、思い切ってエアコン暖房をやめて、ガスストーブだけにすることにしました。
休日は、起動時はガス暖房とし、LDKが20℃近くになってきたらエアコン暖房に切り替えました。
ちなみに、エアコンのみで暖房していた時も、ガス暖房を併用する時も、
室温は20℃をキープできるようにしていましたが、「ガス併用暖房」の方が体感的に温かく感じました。



エアコンは20℃設定で使ってるんですが、なんか風が冷たく感じるんですよね…
ガス暖房を併用した方が光熱費が安くなった
ガス併用の暖房に慣れてきた頃の光熱費をまとめてみました。
12月~2月だったので、同じ月のみ表にまとめています。


エアコン暖房だった時に比べて、どれだけ節約できたかを下にまとめました。
休日のLDKのエアコン運転に加え、
・子供たちのピアノ練習部屋→エアコン
・脱衣室→電気ヒーター
は使っていたので、電気代はそれなりにかかっていますが、エアコン暖房のみの時に比べてずいぶん光熱費が安くなりました。



まさか、ガス暖房併用でこんなに節約できるなんて!!
光熱費が安くなった理由
電気は300kWhを超えたら高くなる
我が家は、中部電力の従量電灯Bプランを使っていますが、
300kWhを超えたら電気の単価が上がってしまうのです。



つまりは、電気は使えば使うほど、料金が高くなっていくってことだよね…。
エアコンはいったん温めた室温をキープするという観点では省エネで優秀な暖房器具だと思いますが、起動時はとても電気を食います。
起動時のあたためをガス暖房に替えることで、電気の使用量を大幅に減少させることができたのだと思います。
ガスは使えば使うほど単価が安くなる
電気とは違い、ガスは使えば使うほど、単価が安くなっていきます。


プロパンガス会社ならではの暖房プラン
それに加えて、我が家で使っているガス会社では「ガス暖房器具を使っている家庭限定の割引プラン」があったことを知りました。


11月~4月に限っては、暖房で使っている量だけ「個別積算」の単価にしてくれます。





こんなプランがあったなんて!!
知らずにいてたら損をするところでした。
このプランのおかげで、ガス暖房を併用しても、光熱費を節約することができました。
各社のプランを比較するのもアリかもしれない
今回のことで、ガス会社には単純な単価設定だけではなく、契約プランがいろいろあるのだということを知りました。
それならガス会社のプランを比較することで、もっとお得になるプランがあるかもしれません。



超ど田舎の我が家では、ガス会社が限られているので比較するのは難しいのですが…
ガス会社の選択肢がたくさんある地域なら、比較検討してみる価値があるな、と感じました。



ガスの単価だけではなく、
「ガス暖房のお得なプラン」を比較してみる価値がありそうですね!


