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コキア
一級建築士・整理収納アドバイザー1級
「毎日をちょっと”ラク”にする」がテーマ。実体験をもとに、暮らしのアイデアを発信しているブログです。

●木造住宅の設計が得意
●2児(中学生男+小学生女)の母・共働き

●20代~30代:愛知県の設計事務所で約10年間勤務
●30代~40代現在:出産を機に、地元の建設会社で勤務

●平成25年に自宅をリフォーム
●令和3年に自宅を新築

エアコン暖房 プロパンでも【ガス暖房との併用】がお得だった

こんな方にオススメの記事です

なんとなくエアコン暖房だけを使ってる
エアコンが一番節約できる暖房だと思ってる
プロパンガスだけどガス暖房に憧れる

もともとエアコン暖房派だった我が家。分析してみると、我が家の使い方ではエアコンだけの暖房で損をしてました。

コキア

「プロパンガスの暖房は高くて、エアコン暖房が一番お得」だと思いこんでいましたが、そうでもなかったことに気づかされたので、そのことを記事にまとめています。

目次

エアコン暖房のみだった冬の光熱費

新築して初めての冬の暖房の使い方

家を新築して初めての冬、これまでの習慣どおり、早朝からタイマーをかけてエアコン暖房をしていました。

LDKで使用しているのはダイキンの床置きエアコン。少し奥まった位置に設置しているので、ショートサーキットを起こさないようにサーキュレーターで風を送って使います。
  • 平日
    早朝~出勤前(4~8時頃):エアコン暖房
    帰宅時~寝る前(16時~20時半頃):エアコン暖房
  • 休日
    終日:エアコン暖房

以前に住んでいた11帖の狭いLDKとは違い、新築した建物はLDKに「大きな吹き抜け」があります。
多少温まりが悪くなることは予想していましたが…

LDKは約20帖。そこに大きな吹き抜けがあります。

早朝はシューシュー言ってるだけで、温かい風をほとんど出してくれない!朝の室温は14~15℃ぐらいのままで寒いよ~~

おそらく原因は、外気温が「2度以下」だから。
たまにゴーっと温かい風を出して頑張ってくれてはいますが、
しょっちゅう室外機の霜取り機能が働いて、全く部屋を温めてくれないのです。

月々の電気代は過去最高を記録

それなのに、月々の光熱費は過去最高。

コキア

一カ月で電気代が2万円超えなんてっっっ!!!

エアコンは起動時に一番電気を食います
2月末、このままエアコン暖房を続けるのはダメだと思い「早朝だけでもガス暖房にしてみよう」と決意しました。

ちなみに、灯油暖房の方が安いとは思いますが、灯油を入れる手間が面倒で、その選択肢はナシでした。

試しにガスストーブを買ってみた

ただ、我が家はプロパンガス。
ガス暖房にしたからといって、月々の光熱費が果たして安くなるのか…。

本来ならガスファンヒーターが欲しいところですが、半信半疑な状態なので、
「失敗しても、停電時の暖房に使えるように」と電源が必要のないガスストーブをとりあえず買ってみることにしました。

本来ならもう少し能力が大きい方がよいのでしょうが、このガスストーブでも充分LDKをあたためてくれます。

ガス暖房を併用した冬の光熱費

エアコン暖房と併用のガス暖房の使い方

エアコンはリビング側にあるので、ガスストーブは食卓側に置いて、食事時にあたたかく過ごせるようにしました。

部屋全体に温かい空気がまわるように、ガスストーブの上にサーキュレーターを置いて風を送ります
  • 平日
    起床時~出勤前(6~8時頃):ガスストーブのみ
    帰宅時~寝る前(16時~20時半頃):ガスストーブのみ
  • 休日
    午前中 ガスストーブ
    室温が20度近くになってきたらエアコン暖房に切り替え
    ~寝る前(~20時半頃):エアコン暖房

平日は起動させてもすぐに切らなければならないので、思い切ってエアコン暖房をやめて、ガスストーブだけにすることにしました。

休日は、起動時はガス暖房とし、LDKが20℃近くになってきたらエアコン暖房に切り替えました。

ちなみに、エアコンのみで暖房していた時も、ガス暖房を併用する時も、
室温は20℃をキープできるようにしていましたが、「ガス併用暖房」の方が体感的に温かく感じました

エアコンは20℃設定で使ってるんですが、なんか風が冷たく感じるんですよね…

ガス暖房を併用した方が光熱費が安くなった

ガス併用の暖房に慣れてきた頃の光熱費をまとめてみました。


12月~2月だったので、同じ月のみ表にまとめています。

エアコン暖房だった時に比べて、どれだけ節約できたかを下にまとめました。

12月 1629円の節約
1月 1019円の節約
2月 2670円の節約
ーーーーーーーーー
合計 5318円の節約

休日のLDKのエアコン運転に加え、
・子供たちのピアノ練習部屋→エアコン
・脱衣室→電気ヒーター
は使っていたので、電気代はそれなりにかかっていますが、エアコン暖房のみの時に比べてずいぶん光熱費が安くなりました。

まさか、ガス暖房併用でこんなに節約できるなんて!!

光熱費が安くなった理由

電気は300kWhを超えたら高くなる

我が家は、中部電力の従量電灯Bプランを使っていますが、
300kWhを超えたら電気の単価が上がってしまうのです。

つまりは、電気は使えば使うほど、料金が高くなっていくってことだよね…。

エアコンはいったん温めた室温をキープするという観点では省エネで優秀な暖房器具だと思いますが、起動時はとても電気を食います。


起動時のあたためをガス暖房に替えることで、電気の使用量を大幅に減少させることができたのだと思います。

ガスは使えば使うほど単価が安くなる

電気とは違い、ガスは使えば使うほど、単価が安くなっていきます。

少し見づらいですが、黄線の使用量に対して、赤線の単価になるようです(※2025年1月の単価)

プロパンガス会社ならではの暖房プラン

それに加えて、我が家で使っているガス会社では「ガス暖房器具を使っている家庭限定の割引プラン」があったことを知りました。


11月~4月に限っては、暖房で使っている量だけ「個別積算」の単価にしてくれます。

通常の単価より、ずいぶん安い単価に設定されています。(※2025年1月の単価)

こんなプランがあったなんて!!
知らずにいてたら損をするところでした。

このプランのおかげで、ガス暖房を併用しても、光熱費を節約することができました。

各社のプランを比較するのもアリかもしれない

今回のことで、ガス会社には単純な単価設定だけではなく、契約プランがいろいろあるのだということを知りました。

それならガス会社のプランを比較することで、もっとお得になるプランがあるかもしれません。

超ど田舎の我が家では、ガス会社が限られているので比較するのは難しいのですが…

ガス会社の選択肢がたくさんある地域なら、比較検討してみる価値があるな、と感じました。

コキア

ガスの単価だけではなく、
ガス暖房のお得なプラン」を比較してみる価値がありそうですね!

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一級建築士・整理収納アドバイザー1級
「毎日をちょっと”ラク”にする」がテーマ。実体験をもとに、暮らしのアイデアを発信しているブログです。

●木造住宅の設計が得意
●2児(中学生男+小学生女)の母・共働き

●20代~30代:愛知県の設計事務所で約10年間勤務
●30代~40代現在:出産を機に、地元の建設会社で勤務

●平成25年に自宅をリフォーム
●令和3年に自宅を新築

私が設計を担当させていただけるお客様はせいぜい年間2~3件ほど。
”少しでも多くの方に、私が持っている知識や経験やアイデアが役に立ったらいいな”という思いで書いています。
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