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コキア
一級建築士・整理収納アドバイザー1級
「毎日をちょっと”ラク”にする」がテーマ。実体験をもとに、暮らしのアイデアを発信しているブログです。

●木造住宅の設計が得意
●2児(中学生男+小学生女)の母・共働き

●20代~30代:愛知県の設計事務所で約10年間勤務
●30代~40代現在:出産を機に、地元の建設会社で勤務

●平成25年に自宅をリフォーム
●令和3年に自宅を新築

【食洗機の手入れ】を怠ると、時間もお金も無駄になる

こんな方にオススメの記事です

食洗機はイマイチお手入れしていない
食洗機のお手入れなんて面倒
食洗機ってお手入れする必要あるの?

「毎度洗剤で食器を洗っているんだから、庫内もついでにお掃除されているんじゃない!?」って思ってる人、多いのではないでしょうか!?

正直なところ、我が家でも半年に一度しか念入りなお手入れをしていませんでした。

コキア

その結果、使い始めてたった4年で食洗機が故障してしまいました

修理費用として、24,400円もかかってしまったので、そのことについて記事にまとめてみました。

目次

ある日突然水漏れトラブル

ある晩のこと。「ピーピー」と何か音が鳴っていることに気づきました。

いろいろ探し回ったところ、音は食洗器から出ている様子。

取扱説明書を引っ張り出して調べてみたところ、「水漏れしています」とのこと。

Panasonic NP-60MS8Wの取扱説明書

取扱説明書に書いてある通り、止水栓を締めたいところなのですが、
キッチンの下を探しても、キッチン用水栓の止水栓しか見つかりません。

我が家はタカラスタンダードのキッチン。シンク下に食洗器がついているので、食洗器の下には引き出しがなく、下のパネルも容易に開けられそうにありませんでした。


すぐにでも販売店に連絡したいところですが(夜中…)、大きく水漏れしてそうな様子もなく、なんとかピーピー音も消すことができたので、あきらめて次の日を待つことにしました。

(後にPanasonicの問い合わせ電話で確認したところ、ゴーゴーと大きな音をたてていなければ床に広がるような水漏れではないとのことでした)

「ちょっと飛び出した水も乾いて元通りになってるんじゃないの!?」と淡い期待を抱いていましたが、一晩放置してもランプは消えませんでした

原因は水位スイッチの汚れ

Panasonicから修理に来てくれたのはちょうど一週間後。


さっそく前面のパネルを取り外してもらい、中をのぞいてみると…、

底に水が!!やはり水漏れを起こしていたようです。底の水は、桶に取って拭いてくれました。

水漏れの原因は、「水位スイッチ」。
水位を検知するセンサーに汚れが付着して、誤作動を起こしたとのこと。

左が新しい「水位スイッチ」、右が汚れた「水位スイッチ」

オレンジ色の野菜の皮のような汚れがベロンとめくれて出てきました。

その水位スイッチの汚れをきれいに洗えばよいのかと思ったら、「新品に交換」となりました。

【月に一回は空運転する】ことをおすすめされた


今回交換となった「水位スイッチ」は、「残さいフィルター」がある位置のすぐ下に設置されていました。

それなら日常的にその「水位スイッチ」をお手入れできたらと思ってしまうのですが、普段はそこが開けられないようになっています。

作業員さん曰く、「月に一回は空運転(強力コース)で庫内をしっかり洗ってください」とのこと。空運転することで、すぐ下にある水位スイッチの汚れもきちんと落とせるのかなと感じました。

後で説明書を確認したら、「月に一回お手入れ」と書いてありました。
経路の詰まりなどによる水漏れや故障の防止」と、理由まで書いてあります。

また、月に一回、ノズルも取り外して洗った方がよさそうです。

毎回、残さいフィルターのゴミ取りは必須ですが、月に一回「フィルターの下をブラシでお手入れしましょう」とも書いてありました。

食洗機の手入れを怠ると、時間もお金も無駄になる

今回の故障では、お財布だけではなく、時間ももったいないことになってしまいました。

修理費用は24,400円

交換した水位スイッチ自体の値段は1000円でしたが、出張費や技術代が大きくかかってしまいました。

夜中にエラー

食洗器を回すのは、夕食を終えてからの方が多いと思います。

ちょうど寝ようとしている時間にエラーがでたため、眠い目をこすって、説明書を読んだり止水栓を探したりする羽目になってしまいました。

修理に来てくれるまでは食洗器が使えない

すぐに修理に来てくれるかと期待していましたが、やはり予約が取れたのは一週間後でした。

その間は、食器を手洗いしなくてはなりません。普段、食洗器の便利さに慣れていた我が家にとってはとても面倒で時間がかかる作業でした。

修理に来てくれる時間は選べない

問い合わせの電話からは、「修理日の予約」はできますが、「その時間」までは選べません。

「予約日の午前中に担当者から〇時に行きます」と連絡がくるとのこと。日中、仕事で外に出ている我が家にとっては、時間が読めず大変でした。

コキア

月に一回のお手入れを怠っていなければ、防げた故障。
これからはしっかりお手入れしようと思います。

食洗器の寿命は必ずくる

修理に来てくれた作業員さんによると、
「食洗器の部品が製造されている間は交換で修理できるけど、部品の保有期間が切れてしまったら修理できなくなってしまうよ」とのこと。

また、「年数を重ねるにつれて故障(ホースの劣化とか)が多くなってくるから、その度に今回のような修理代がかかってくると大変。8~10年ぐらいたったら交換が妥当だよ」ともおっしゃっていました。

10年に一回、食洗器の交換で約20万円か…

子供たちが家にいる期間は食洗器は必要だけど、老後、夫婦2人になったときに果たして必要かどうか…。
考えさせられた出来事でした。

コキア

ちなみに日本製の食洗器は約10年で交換ですが、海外製のメーカーだと耐用年数が20年のものもあるようです。(そのかわり価格が倍ぐらいするみたいですが…)

これから食洗器を導入しようとしている人は、そのあたりも比較して後悔のないように選びたいですね!

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コキア
一級建築士・整理収納アドバイザー1級
「毎日をちょっと”ラク”にする」がテーマ。実体験をもとに、暮らしのアイデアを発信しているブログです。

●木造住宅の設計が得意
●2児(中学生男+小学生女)の母・共働き

●20代~30代:愛知県の設計事務所で約10年間勤務
●30代~40代現在:出産を機に、地元の建設会社で勤務

●平成25年に自宅をリフォーム
●令和3年に自宅を新築

私が設計を担当させていただけるお客様はせいぜい年間2~3件ほど。
”少しでも多くの方に、私が持っている知識や経験やアイデアが役に立ったらいいな”という思いで書いています。
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